鈺祥企業のカーボンニュートラル化学フィルター、2025年台湾イノテックエキスポに登場

注目を集める「2025年台湾イノテックエキスポ（TIE）」が、10月16日から18日まで台北世界貿易センター第1展示ホールで盛大に開催されました。鈺祥企業は経済部産業発展署の招待を受け、イノベーション経済パビリオンにて世界初となる「カーボンニュートラル再生型化学フィルター」を大々的に展示しました。この画期的な革新技術は、実質的な炭素削減効果によって半導体およびハイテク産業のネットゼロ移行に強力な推進力を与え、会場では多くの業界関係者から高い注目を集めました。

鈺祥企業が最新のカーボンニュートラル化学フィルターと新たなIoT技術を展示。

鈺祥企業の再生型フィルターは、半導体クリーンルーム環境向けに特別に設計されており、空気中の酸性、アルカリ性、有機化合物などのガス状分子汚染物質（AMCs）を効率的に除去し、ウェーハの歩留まりを確保する鍵となります。従来の使い捨てフィルターとは異なり、鈺祥は独自のモジュール設計と自社開発の先進的な再生技術を採用しています。ITRI（工業技術研究院）の実験室による認証を経て、この再生型フィルター製品は10回以上の繰り返し使用が可能であり、安定した性能を維持し、95%のリサイクル率を実現します。さらに、炭素排出量を最大85%削減し、フィルターの寿命を10倍に延ばすことで、資源循環とカーボンニュートラルの多重的な持続可能性目標を達成します。

鈺祥企業の副総経理である莊士顯氏（右から2人目）とマーケティングマネージャーの黃聖婷氏（右から1人目）が、鈺祥企業チームを率いて出展。

鈺祥企業の副総経理である莊士顯氏は次のように述べています。「世界的なネットゼロ移行が加速する中、持続可能性が競争力の中核となっています。鈺祥企業は材料と構造の革新だけでなく、IoTスマートセンシングシステムを導入し、フィルターの寿命、エネルギー消費、再生サイクルをリアルタイムで把握しています。これにより、お客様の予測保全の実現、人件費の削減を支援し、データ駆動型の低炭素スマート運用システムを構築します。」 

 「企業管理効率をさらに向上させるため、鈺祥企業は業界に先駆けて『フィルターサブスクリプション制』サービスモデルを導入しました。お客様は便利なレンタル・回収メカニズムを通じて、容易にフィルターの交換と再生を完了でき、卓越したコスト効率と環境責任を両立させ、製品からサービスに至る持続可能な模範を確立しました。」

 今回のTIEでの展示成果は、鈺祥企業の「クリーン＆サステナブル、イノベーションによる牽引」というブランド精神を完璧に体現しています。今後も鈺祥は、革新的な材料、低炭素技術、デジタル管理を通じて、世界のハイテク産業に高性能・低排出の空気ろ過ソリューションを提供し、業界パートナーと共にネットゼロの持続可能な新時代へと加速していきます。