
2025.10.01
鈺祥企業、台湾で38年の歩み —— 社会への貢献として企業内消防団を設立
9月24日の午前、鈺祥企業(Yesiang)は「企業内消防団発足式」を開催しました。台南市消防局第四大隊および善化分隊の立会いのもと、正式に企業専属の消防ボランティアチームを発足させました。これは、同社が自主防災と企業の社会的責任(CSR)の推進に向けた重要なマイルストーンであり、台南に根差し、地域へ貢献する決意を示すものです。

鈺祥企業の副総経理である莊士顯(チャン・シーシエン)氏(左から5人目)は、台南市消防局および新設の企業消防団のメンバーとともに、発足式において記念撮影を行いました。
鈺祥企業は台湾で38年以上にわたり事業を展開し、半導体・ハイテク産業向け微量汚染防止ソリューションに注力してきました。世界中の顧客に技術サービスを提供する一方で、同社は常に「安全」と「社会的責任」を中核的価値として掲げています。莊副総経理は次のように述べています。 「消防局が企業内消防団を推進していると知り、すぐに社員の参加を呼びかけました。これにより企業の防災能力が強化されるだけでなく、緊急時に迅速に対応し、社員や工場を守ることができます。」
今回発足した消防団メンバーは、労働安全衛生室や環境保全部門の専門社員で構成され、災害予防や初期消火に関する包括的な訓練を受け、緊急時の対応力を高めます。今後は工場内の防災力を発揮するだけでなく、消防局と連携して地域防災にも貢献し、「自助・互助・公助」の重要な架け橋となることを目指します。

台南市消防局第四大隊の蔡国保大隊長は、企業の取り組みを高く評価し、「企業内消防団は台南の安全を守る重要な先鋒となりつつある」と述べました。また、消防局の李明峯局長は「企業消防団の設立は、自らの財産を自ら守るという理念を体現するとともに、公共の安全向上にも寄与する」と強調しました。
鈺祥企業は、消防団設立は単に自社を守ることではなく、地域社会にも力を広げ、産業と社会の安全を結びつける共同防衛線を築くことだと強調しています。今後も、官公庁や地域と連携し、より安全で持続可能な生活環境づくりに貢献していきます。
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