
鈺祥企業はサーキュラーエコノミーの理念を積極的に実践しています。持続可能な環境に向けて、7Rモデルを全面的に導入し、廃棄物の排出と炭素排出量の削減に取り組んでいます。
総廃棄物削減量
0
トン
総炭素削減量
0
トン
カートリッジ1本あたり炭素削減
0
kg CO₂e
BS 8001:2017
循環経済実施原則
世界で初めてBS 8001:2017認証を取得した製造業者
ISO 14067:2018
カーボンフットプリント検証声明書
ISO認証を取得し、カートリッジ1本あたりの CO₂排出量を平均2.68 kg削減
2020年 経済部より選出
サーキュラーエコノミーモデル工場
台湾全土の見学会を開催し、50社以上が参加
革新的なサブスクリプションモデルで、フィルター業界のグリーントランスフォーメーションをリード
当社は、製造業で初となる「ケミカルフィルターサブスクリプションサービス」を開始した企業です。革新的なビジネスモデルは、顧客資源の活用効率を最適化させるだけでなく、産業チェーン全体における環境負荷を効果的に低減させます。この初となる試みにより、グリーントランスフォーメーションにおける当社の具体的な行動と影響力が認められ、第20回『遠見雑誌』ESG企業永続賞中小企業部門にて栄誉を獲得しました。


両岸地域最大規模のAMC制御設備メーカー
また、鈺祥は省エネルギー・炭素排出削減措置を継続的に推し進めており、低炭素技術や製品の研究開発に積極的に投資することで、製造工程効率及び製品ライフサイクル管理を強化しています。
透明性のあるガバナンスと責任ある監督を確実にするため、当社は定期的に環境保護目標と実施状況を公開しています。内部監査部門は、持続可能な取り組みが日常の業務で確実に行われていることを保証するため、これを追跡及び確認する責任を負っています。
リニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへの転換過程
鈺祥は1987年の設立以来、半導体産業における分子状汚染物質対策に注力し、ビジネスモデルを従来のリニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへと徐々に転換してきました。これまでの重要な出来事は以下の通りです。
鈺祥柳環工場「活性炭再生センター」が稼働し、フィルター再生プロセスが量産段階に移行する。
グリーン電力の使用、世界初となるカーボンニュートラルケミカルフィルター、製造業初となる「クリーンエアフィルターサブスクリプション」を導入する。鈺祥・柳工場にて再生フィルターセンターが正式に稼働する。経済部により、「デジタル及びグリーントランスフォーメーション」モデル企業に選出される。フレーム構造における接着剤溜まりの防止についての特許(TWI873012B)を取得する
デジタルトランスフォーメーションの推進により、SAP、CRM、MES等のシステムを導入し、ガバナンス及びカーボンフットプリント検証能力を強化したことで、ISO14064認証を取得する。また、台南市・柳営に再生型製品量産工場の設立を準備する。特許ポートフォリオはTWD215192、TWD214761等に拡大する。
海外顧客のESG目標に合わせた再生省エネルギー型製品を開発する。また、同年にISO45001労働安全衛生認証を取得する。
再生ろ材研究開発実験室を立ち上げ、工業業界で活用されている活性炭に関するSGS検証指標8項目を導入(ASTM活性炭試験基準)する。
研究開発部門を拡大し、ろ材再生技術領域を全面的に強化する。
取り外し可能な積層フィルターに関する特許(TWI692600Bなど)を取り入れることで、フィルターメンテナンス効率と再現性を向上させる。
フィルター再生技術に関する特許(TWI579064B)の取得により、ろ材使用期間メカニズムを強化する。
再利用可能なカートリッジに関する特許(TWM444214U)の取得により、再利用可能なろ材技術についての研究開発を開始する。
アメリカブランドのケミカルフィルター製品の代理店として、分子状汚染物質対策の基礎を築く。
研究開発への投資と知的財産権の分配
鈺祥は完全な技術保護エコシステムを構築するため、継続して研究開発に資源を投入していきます。
研究開発予算と人員配置は年々増加しています。
特許出願及び営業秘密の登録数は安定した増加をみせています。
フィルター、カートリッジ再生に関する特許及びプロセス技術に関する認証を数多く取得しており、揺るぎない技術力により優位性を発揮しています。

低炭素製造プロセスと省エネルギーイノベーション
エコフレンドリー設計
再利用できない原材料への依存を減らすため、製品開発段階からリサイクル、再利用可能な設計を導入します。
- 充填可能なカートリッジを設計することで、ろ材、容器の耐用期間を効果的に延ばします。
- 取り外し可能なフィルターフレームの設計により、消耗品全体の交換頻度を下げます。
リサイクル設計
使用済みのフィルターとカートリッジは、回収して再処理することで重複して使用することができます。
- カートリッジの活性炭再生技術の開発に成功しました。
- フィルター再生プロセス及び専用設備の確立により、クローズド材料ループシステムを実現しました。

ネットゼロ三段階目標
短期目標
直接的な炭素排出の削減
- カーボンフットプリント(ISO 14067)及び温室効果ガス排出量検証(ISO 14064)を製品において実施。
- 原材料使用量の最適化、低炭素型材料の導入。
中期目標
間接的な炭素排出の管理
- ISO 50001エネルギーマネジメントシステムの導入によるエネルギー効率の向上。
- カーボンマネジメント措置への協力をサプライチェーンに要請。
長期目標
2050 ゼロエミッション
- 炭素排出削減目標をKPIに設定し、従業員の賞罰制度とリンクさせる。
- PDCAサイクルを継続的に活用し、持続可能な開発のための推進力を強化する。